2003年に来たときに食事をしたところなのですが、今はミシュランの星がついています。
今回は52ユーロのと65ユーロの定食をお願いしました。
最初にこういうのが出てきました。
ワインを頼んだからなのか、それともコースに付いているのでしょうか。
何なのかよく分かりませんでした。
続いて出てきたのがこれです。
写真には撮ったのですが、何だったのか?
続いて前菜が出てきました。
りんごの形をしていますが、中身はフォアグラのパテです。
「りんごの愛」って名前がついています。
こちらの前菜は、アスパラにエビのフライが乗っています。
アスパラはよくアク抜きができていて美味しかったです。
メインはタラです。その上にはカキフライが串刺しになっていました。
魚はすごく薄味でした。
ナルトのようなものは大根か蕪のような食感の野菜です。
ツクシのような緑色の野菜は他でも出てきましたが、何というものなのか分かりません。
もうひとつのメインは牛肉の違う部位を一皿にしたもの。
フィレミニオンは普通ですが、胸腺は脂身を噛んでいるみたいにフニャフニャして、こういう食感が苦手な家内は食べられませんでした。
かなり甘いものでした。
こちらもイチゴが見えていますが、メレンゲの丸い器の中にはバナナとマスカルポーネの冷製が入っています。
メレンゲがすごく甘かった。ちょっと甘過ぎです。
9年前にこのル・ベナトンでフォアグラがこんなに美味しくものだと教えてもらいました。そのときはまだ星がありませんでしたが、やさしくて丁寧なサービスとストレートな料理に感動したものでした。
9年の年月と星が(そしてシェフが)、以前とは全く違うレストランに変えてしまったということなのでしょう。
センチメンタル・ジャーニーの常ですが、思いとは違うものでした。
(2012年5月)