リヨンにはトラブールTrabouleというものがあるとガイドブックに書いてあります。
建物の中庭を通って、路地と路地を行き来できる抜け道のことです。
一番多くトラブールがあるのは、旧市街のクロワ・ルースCroix-Rousseにあるというので、行って見ました。
クロワ・ルースへ行く電車は、メトロとちょっと違います。
クロワ・ルースは丘の上にあるので、普通の電車とは違い、急勾配でも上れるように歯車がついた電車が運行されています。
アプト式というのでしょうか。スイスの山岳鉄道なんかにも使われているものです。
電車はどんどん登ります。市庁舎あたりでは想像出来ない勾配です。地図を見ると歩いていけそうだけど、絶対電車で行くことを勧めます。
で、この電車で2つ目か3つ目のクロワ・ルース駅Croix-Rousseで降りて、観光局でもらったトラブールの所在地を書いた地図を見ながら探したのですが、見つかりませんでした。地図にはいっぱいあるように書いてあったし、それらしいものはあったんですけどねぇ。
少し下りてきたところに展望台がありました。
フルヴィエールの丘の上のノートルダム・バジリカ聖堂が同じような高さに見えるではありませんか!
やっぱり電車で上がって来てよかったです。
トラブールを探しているときに何度か見たサイン。
これ、何でしょうね?
トラブールは探せなかっただけで、ちゃんと今でもあるそうです。
以下のブログを行く前に見ておけば良かったと思いました。
putain!(下のブログで学んだ仏語)
http://judco.exblog.jp/14184175/
(2012年5月)