タンThannは、アルザスのワイン街道の南の端にある小さな村です。
小さな村ですが、この大聖堂は、フランボワイヤン・ゴシック様式のもので、規模こそ小さいですがストラスブールの大聖堂と比較されるほど美しいといわれています。
ゆっくりと中も見たかったのですが、ビッシリと車が駐車していて、どこにも車を止める場所がありません。
ぐるぐる廻って駐車場所を探しているうちに、混んでいる原因が分かりました。
土曜市をやっているのです。
野菜など生鮮食料品が主なもののようですが、たいした集客力です。
廻っているうちに、どこか空くかもしれないと思っているのは、我々だけではありません。
同じようにぐるぐる廻っている車がいっぱいです。
後ろに写っている白っぽい家は、上部が木組みになっていますが、何か公共の建物のようでした。
田舎っぽくてカンジの良い広場です。
中央に見える噴水には、どなたか聖人の像のように見受けられました。
MUSEE博物館の看板が立っていました。
この建物なのかどうか分かりませんが、角の柱に赤色砂岩を使っていて、なかなか立派な建物です。
駐車場所が見つからないことは無いのですが、車が大きいので空いていても入れないところが多いのです。
結局、この村を見るのは車窓からだけで、次へ行くことにしました。
ヨーロッパを旅行するとき、特に古い町の旧市街を走る予定があるのなら、大きな車は避けたほうが良いです。
(2012年6月)