2013年8月2日金曜日

エギスハイム アルザスの花の村

アルザス南部の宿泊はエギスハイムEguisheimにしました。
コルマールの南西7kmほどのところにある、静かな村です。


 村の広場に建つ像は8世紀のローマ教皇 聖レオン9世です。
この村は聖レオン9世の生誕の地なんだそうです。


 この村でも家々に花が飾られています。
アルザスの村はどこも花で飾られていてきれいですが、特にエギスハイムは1997年に花の村グランプリを受賞しているので、その受賞看板が村の入口に誇らしげに掲示されています。(最初の写真参照)


白い壁に 赤っぽい木組みの柱がとてもきれいです。

この村は、また「フランスの最も美しい村」としても登録されています。


宿泊したのは、エギスハイムの村のすぐ外、ぶどう畑に囲まれたSaint Hubertという小さなホテルです。

ホテルの表に立つ看板です。

部屋は、狭くはないですが、軒裏部屋のように天井が低くなっているところがあるので、少し圧迫感がありました。
でも、清潔だし、しっかりとした建物で、好感がもてるホテルです。


バスルームは小ぢんまりとしていますが、必要な機能は揃っています。

朝食の場所です。
窓がグルっと回転して開くので驚きました。

それぞれのテーブルに部屋番号の札が置いてあって、そこで食べなければなりません。
こういうところはドイツ風です。
夕食は村の中心まで歩いて、ビア・レストランに入りました。

左はスモークサーモンのカルパッチョです。
サーモンはおいしかったけど、サラダのドレッシングが多すぎました。


これは、ベーコンが入ったご当地風サラダ。
ビールをもらって、リースリングを追加して、全部で32ユーロでした。

周囲はぶどう畑だらけです。
4世紀にはこの周辺にローマ人がぶどうを植えたということで、エギスハイムはアルザスワインの発祥の地とされています。
今ではワイナリーが100軒ほどこの周囲にあるそうです。

なだらかな曲線を描くぶどう畑。
ワインを飲むのは好きですが、そのワインを造ったぶどう畑の景色を眺めるのも良いものです。
(2012年6月)